トップ > 薬師山病院について > 医師紹介

医師紹介

医師紹介

田辺親男 理事長

田辺 親男
理事長

「人は生まれたから死ぬ」。人にとって生死は平等である。
生を受けて一生懸命に生きて、誰にも平等に死が訪れる・・・この本質的な問題を避けて生も死も語れません。
「最後の生きる場所」それがホスピスなのです。この考えのもと、薬師山は痛みなどの不快な症状の緩和に努め、患者と家族がその人らしく生きられる家を目指し、またスタッフとボランティアは患者、家族と共に生き、学ぶという姿勢で運営して参りました。
明日に向かって成長し、豊かなホスピスとはどうあるべきか、よりよいホスピスとは・・・自省しながら歩んで参りたいと思っております。

泰井俊造 院長

泰井 俊造
院長

私は、薬師山病院が開設して間もない平成11年春に着任し、以来3年間のホスピス医と5年間の療養病棟での勤務を経て、再びホスピス医として働いています。
ホスピスは医療的な知識や技術の他にも、人間的なさまざまなものが必要とされる、広さと深みのある領域です。
私も医師としての経験を踏まえて、患者さまやご家族が納得のいく日々を送っていただけるように願っています。病状が進むと、身体的にも精神的にもつらいことが増えてきますが、それらを少しでも軽減して、その人らしさを取り戻されるようにサポートしています。

黒田 英樹先生

黒田 英樹
緩和ケア部長

徳島大学を卒業後、京都大学にて婦人科腫瘍学の研究をさせていただきました。その後、緩和医療に興味を持ち、平成13年より日本バプテスト病院ホスピスに転勤し5年間ホスピス医として働きました。一時体調を崩し老人保健施設に勤務いたしておりましたが、その後徐々に回復し再びホスピス医として働く機会が与えられましたことを神様に感謝いたしております。
聖書には次のように書かれています「天の下では何事にも定まった時期があり、すべての営みには時がある。生まれるのに時があり死ぬのに時がある。」(伝道者の書3章1節)
人は生まれた瞬間から"時"という次元の中を "死"という誰も避けることのできない瞬間に向かって歩み続けています。人生は時という縦糸と喜びや悲しみといった横糸でもって織り込まれていく絵巻物のようにも思われます。しかし病になった時、とりわけ治ることが見込めない悪性疾患になった時には本人やそのご家族は最期の"時"と向き合わなければならなくなり、その中で人生の横糸すら織り込むことができない苦痛を味わうことがあります。薬師山においてそれらの苦痛をチームでもって一つ一つ緩和していき患者様、家族の方々と共に最後の一糸までその人らしい人生絵巻を織りなしていくことができますようお手伝いさせていただきたいと思います。

河野 能士先生

河野 能士
緩和ケア部長

平成5年度に京都府立医科大学を卒業以来、京都・滋賀の病院で循環器・消化器・呼吸器内科医として経験を積んできました。その中には病気が良くなって退院される方がいる一方、残念ながら看取らせて頂く方々も多くおられました。そういった出会いと別れを繰り返す中、旅立っていかれた方々は幸せだっただろうか?我々と出会ってその時を終えるまでの間、本当に良い時間を過ごせたのだろうか?という思いが募り、平成23年9月からホスピスで働く決心をしました。
当院に来られる方々は死と向き合う中で、身体的苦痛だけではなく様々な苦悩を抱えておられます。限られた時間の中ですが、それら苦痛・苦悩が少しでも緩和され、穏やかな日を過ごせる様、お手伝いができればと願っております。そして、御家族方にはここが亡くなった場所ではなく、故人が最後に生きた場所であったと感じて頂ければ幸いです。

佐藤 香先生

佐藤 香
緩和ケア部長

香川医科大学を卒業し、約十数年の間、呼吸器内科、集中治療室などの臨床の現場で患者さんと共に悩んだり、泣いたり笑ったりしながら過ごしてきました。その中で、人としての"生"の時が終わろうとするその最後の瞬間まで、その人らしく生き尽くそうとする方々を幾ばくかでもサポートさせていただきたいと強く思うようになり、2008年の夏、緩和医療の分野に転向、私の医師人生も再出発をしました。
誰でも人生の中のほんのひと時、生と死を見つめる時があるのだろうと思います。最後の瞬間までその方らしく生き、その時間をできるだけ穏やかに、そしてご家族と共に過ごして頂けますようチームのメンバーと日々、努力させて頂きたいと思います。